2019年上半期ベストコスメだよ！ディエムクルールのコンシーラーだよ！

2019年ももう半分終わろうとしていますが、上半期ベスコスと言えば、光の速さで答えちゃうけどディエムクルールのコンシーラー　一択ですよ。

これです

微妙に使ってしまっている写真ですみません。

相変わらずとてつもないアイデアで、面白商品をたたき出すポーラさん。尊敬・・・！！
だってこれ、コンシーラーなのにパウダー！
コンシーラーと言えば、練りものという概念を覆してくるポーラやべぇ・・・・！！天才じゃん・・・

まずはこちらとの出会いから。

そもそも、ファンデーションってどうしても1色をベタっと塗るわけなので、「のっぺりとした人工的な仕上がり」になるものでしたよね。
そこに、絵画の点描画からヒントを得、あえて「色むら」をつくることで、自然な奥行きを表現したというディエムクルールのファンデーションに関する研究発表はtwitterでも話題になったしご存知の方も多いのではないでしょうか・・・

いやさーーーこんなんどうやって充填するわけ？？？
とか業界の中の人の私は思っちゃうわけなんですけどね。

実際にポーラの方にお話し伺ったら、研究所と工場（生産現場）との間でながらーーーく、とてつもなーーーーい苦労があったそうで。

・・・・だろうね。

泣けます。このエピソードだけで、「プロフェッショナル仕事の流儀」撮れるんじゃないの？？

で、欲しいー！欲しいよーーーこのファンデ！と思っていたのに結構欠品続き。
手持ちのファンデーションが山盛りだったこともあり、なかなか入手のタイミングをつかめなかった矢先、なんと！ななんと！コンシーラーが出ると！しかもパウダーだと！！

コンシーラーパウダーとかよくわかんねー

と思いつつ、カウンターに行ってみてデモみたら、BAさんの手の色むらが魔法のように消えたのを見て、即効買いました。
コンシーラーはここの部分をチップでグルグルして、ニキビ跡とかになじませると、アラ不思議！ぼかされる・・・・！！！！

そして、パウダーだからヨレない！厚ぼったくならない！！
個人的にはクマとか広範囲のものではなく、ニキビ跡系の赤みとか、ポツっと小さめの色むらに適していると思う。
クマはやっぱりエスティローダーのマキシマムカバーがいいです。

ちなみに私、もともとあんまり化粧直ししない人間ですが、もっぱら化粧直し用にはこのパクトだけ持ち歩いています。
だってこれで、コンシーラー、フェイスパウダー、チーク、事足りるんですもん。
全部バラバラに持ち歩くこと考えたら、めっちゃ便利じゃない？
使った事ないからよくわかんないけど、右の赤はリップとしても使えるらしーよ。

コンシーラーをパウダーにした点
色のブレンドにより、隠すよりもなじませてぼかすという新しい解決策を提示した点
コンシーラー、フェイスパウダー、チーク、リップという4役をこなす点

などなどで、ダントツの2019年上半期ベスコスです。
おめでとう！ポーラさん！

最近では新しい美白成分も発表しちゃったりして、相変わらずノリに乗ってるポーラさん。
本当にね、新しい成分を開発して、さらにそれの有効性を厚生労働省に認められるってめちゃくちゃすごいことなんですよ。

そもそもね、白斑事件後なんとなくくらーくなってた業界に、

「シワで有効成分初めてとったよー（ニールワンのことです）」

なんてポップにポーラが発表した時、業界人全員のけぞったのが懐かしいです。

えぇぇぇぇぇぇマジで？？？？
厚生労働省もう新しい成分承認しないと思ったよぉぉぉぉ！！！って。

そこから、化粧品業界全体が、また新規有効成分に対して息を吹き返したといっても過言ではないんですよ。そういう気運を作ったというか。
とはいえね、お役所の皆さん、シワはともかく・・・さすがに美白の有効成分はね・・・白斑もあったし・・もう承認しないでしょう・・・？？と思ってたらまたポーラがとったからね。
切り込み隊長、国を動かしまくってる！！

私がポーラさんを尊敬しているのはいつも

「これってこういうものでしょう？？」という大前提の概念から疑ってくる点とか

「せいぜいこんなもんでしょう？？」という大人の諦めを一切鑑みずに、斬新な切り口で不可能を可能にしてくる点なんですよ。

私が絵画を見る時に「画家は若い女性をどのように表現して描いているか」とか
たくさんの女性を見る時に「どこをみてだいたいの年齢を推測しているか」とか

そういう視点を得る事ができたのも、全部ポーラさんのおかげだと思ってます。

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そんな敬意も込めまくりましての、上半期ベスコス記事でしたー！

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