この間の学会のスペシャルゲストは、理研の高橋先生でした。
高橋先生は、IPS細胞を使った最新の眼科治療に取り組まれている先生です。(詳しくはこちらがわかりやすいかと)
高橋先生のやってらっしゃることそのもののお話しもとても面白かったのですが、冒頭で先生が話していた事がとてもとても印象深かったので、ここに書き残したいと思いました。
理研の高橋先生のチームに、人類学の研究をしている学生さんが「人類学の観点から、研究者の生態を観察する」というテーマで研究所で一緒に過ごしていたことがあったらしいのです。
その学生さんが高橋先生を見て、
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先生は普通の人と時間軸のとらえ方が違いますね。
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と言ったらしいのです。
普通の人っていうのは、過去の経験を踏まえて、さらに現在のルールや規制の範囲内で、未来を考えると。↓
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でも先生は、まず思い描く未来があって、今までの経験とかルールとかすっとばして「こうありたい!」という未来を元に今をみていると。
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先生の話を聞いていると、
他の人には「そんなことできっこない」とか「それって安全上問題じゃないの?」とかいろいろ言われたけど、
「『そんなこと』できるし、『それ』は問題じゃないのは経験上わかってたし、これで目が見える人が増えるならやるっきゃないと思ってた」みたいなフレーズが度々でてきて、ほんとすごいなっていうか、
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やっぱ世の中変えていく人ってこうだよね。
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って思いました。
この間、私の親友と、京大出ヘッドハンティングされて現在ベンチャーCOOの3人で定例ごはんしてる時に、
「今さー、いろんな人の経営者の人の本を読んでるんだけど、やっぱり孫さんって別格なんだよね」
って京大にーさんが言ってて、
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あーもう!まさに孫さんの考えてることって、高橋先生と一緒やん?
「情報革命で人々を幸せに」の未来から現在みてるやん?
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って話になりまして。
この先50年後の事なんてわかりません。時代の流れが速い今、10年後のことだってわからない。
それは誰しも同じ事。
でも、「わからないけど、こういう未来であってほしい」「こういう未来が幸せなはずだ」という壮大なビジョンから「今」をとらえられる人が世の中変えていくんだよね☆
で、振り返ってみたらうちら3人とも20代のころ描いていた「自分の未来はこうあってほしいな」っていう自分規模のビジョンにはみんな到達してたんでよかったんですけどね。
高橋先生・孫さんレベルまで行くには、「こういう社会にしたい」というもっと広義のビジョンじゃないとあかんね。
ということに相成りました。
人は過去に縛られているわけではない。
あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。
過去の原因は「解説」にはなっても「解決」にはならないだろう。遺伝もトラウマもあなたを支配してはいない。
どんな過去であれ、未来は「今ここにいるあなた」が作るのだ。
BY アルフレッド・アドラー
アドラーもやっぱ、いいこと言うよね~。
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