ミストラルコスメティクス
肌を変える洗顔と「守り」&「攻め」のスキンケア
ちょっとした話

悩むってことはやめたほうがいいかもしれないという話。

ここ数年、大きな決断ほど「迷う」ということはあまりなくなった。

そもそも、「AかBか迷う」ってことはどちらも「なし」な気がするし、
「今の状況から新しい状況へ行くべきか」についても、迷うならやめたらいいと思う。

思い返してみると、「他に選択肢なんてありましたっけ?」って思うぐらいすんなり決められたことが、やはり正解だった気がする。
つまり、迷ってない。
そういうときって「冷静に考えればこの選択もベストとは言えないかもしれないけど、それでもこの選択に向けてすべてを整えていきたい」的な勢いがあると思う。
いや、私は負けず嫌いなので、どこかで「自分のした選択が間違ってたなんて思いたくないから死ぬ気でつじつま合わせて」きたのかもしれない。

けどどちらにせよ、迷ってない。

私は物件を決めるときによく感じる。

物件を見るのが好きなので常にいろんな物件を物色してるし、いろんな営業の人からも日々紹介のメールがくる。
けど、ぴこーん!ってくる物件は迷いがない。
あ、もうこれこれ。これのために多少我慢することあってもいいよ。だってこれだもん!的なところまで気持ちがいっちゃう物件は即決だ。

そう思うと、人生の岐路でもきっとそこまで一気に思えちゃうことが自分にとっての正解なのだと思う。

これは訓練もあるかもしれないけど、「〇〇するべきなのか?」ではなく「(自分が)どうしたいのか?」という視点も大事かもしれない。
べき論と自分のしたいことでせめぎあうと確かに答えは出にくい。

よく相談受けてて、「っていうかどうしたいの?」って聞くと、黙りこくられてしまうことがある。
たぶん、「どうしたいのか」って考えたことなかったんだろうなって思う。
こうするべき。こうしたらうまくいく。ということに囚われていて。

「どうしたいのかって言われると・・・うーん。ちょっと考えてみます」

って言われると、うんうんよしよし。いい調子!って思う。
で、これを機会に「で、自分はどうしたいんだっけ?」を口癖?考え癖にしてくれたらうれしい。

とはいえ、私も小さいことで悩んだりはする。

twitterで

ニーチェが善悪の彼岸かなんかの中で
「朝コーヒー紅茶のどっち飲むかは悩んでいいけど、大きな課題についてはすでにきまっていなければならない」
みたいなこと言っていて、ハッとさせられた。

というのを見たけど、まさにこれ。
味噌ラーメンにするか、しょうゆラーメンにするか悩むことぐらいはある。
でも、年々、大きな決断には悩まなくなった。

そういうのが、年齢を重ねていいことのひとつかもしれない~♪って思ったりする今日この頃でした。

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